トレーニングのモチベーションが上がらない、どうやったら続けられるの?そんな風に悩んでいる人はたくさんいるのではないでしょうか。僕の元にも「モチベーションをどうやってあげているの?」という質問のDMは頻繁に届きます。
この記事ではトレーニングのモチベーションについて僕の考えをまとめたいと思います。
トレーニングにモチベーションが必要ではいけない
僕の答えとしては「トレーニングはモチベーションが必要なことであってはならない」と考えています。通常の状態をゼロとした時、人間生きていれば良いことがあってプラスに感情が動いている日があったり、嫌なことがあってマイナスに感情が傾いている日があったりすると思います。トレーニングはこのような感情の起伏が”ゼロ以下でもできること”でなければいけないと思っています。
トレーニングが続けられる人は”筋トレをすることは特別なことではない”という状態になっています。言い換えると普段通りの生活です。一方でトレーニングが続かない人は”筋トレはモチベーションを少し高めないとできないこと”になっていると考えます。
筋トレに必要なモチベーションを後から何かの方法で補うのではなく、筋トレにモチベなんて要らないよねというマインドセットが大事だということです。どうしたらこのようなマインドセットができるかいくつか具体的な方法を考えました。
筋トレをやったことを褒めない
これは非常にたくさんいるような気がしますが「今日も俺は(私は)筋トレを頑張った!偉い!」というような自分を褒めて鼓舞するような姿勢は逆効果ではないかと考えます。
言葉に出したりすることで「特別なことをやったんだ」と自己認識してしまいます。筋トレは特別なことじゃなく、自分の日常だと意識する方が必要なモチベーションが低くなるのではと考えます。
僕の経験上も「今日は頑張った!よくやった!」というようなことを言っていた人ほどいつの間にかやめていて、何も言わずに黙々とやっていた人ほど続いている気がします。
筋トレの中に楽しい部分を見つける
自分が楽しみにしていることにモチベが必要な人はいないでしょう。もし筋トレにモチベが必要なのであればそれは「嫌いなことを嫌々やろうとしている」からです。筋トレの中に楽しいと思える部分を見つけることが大事です。どんな形でも良いと思います。
例えば本来はフリーウェイトを中心にトレーニングをやるべきですがマシントレーニングが楽しければマシン中心のメニューにしても良いと思います。
友人と一緒にトレーニングするのが楽しいと感じるのであればその頻度を増やしたりも効果的です。
重量と回数に目標を持たせるという方法も筋トレが楽しくなるやり方の一つです。”ベンチプレス100キロ”のような数字で分かるゴールがあるとそれに向けて努力すること、試行錯誤することが楽しくなります。
トレーニングでやった内容や重さを記録していくことも楽しさにつながる場合があります。
筋トレしていて楽しいなと思える部分を少しでも見つけられる人は続きます。筋トレに限らず、仕事などでもそうですがやっていることの中から「楽しい」を見つけられる人は継続が苦になりません。しんどい事や辛いことに意識を向けるのではなく「あ、これ楽しいかも」と思えたことに意識を向けていく癖をつけることでトレーニングに必要なモチベーションは少ないものになっていくと考えます。
モチベーションを上げるためのアクション
そうは言ってもモチベーションが上がらないという人も多いかもしれません。そんな方へいくつかこれをやってみてほしい、という内容をリストアップしておきます。
目標設定
トレーニングの目標を設定する、ゴールを決めることでモチベーションが沸く人もいます。
何も考えずにやるよりも目的意識があった方が効果も高く出ることが多いのでオススメです。
筋トレ系Youtuberの動画を見る
動画を見て、新しいトレーニング方法ややり方を試していくものトレーニングに新鮮さが出てやる気や楽しさにつながります。知識が増えていくとより楽しくトレーニングができるようになるので最初のうちはなるべくたくさんの動画を見てお気に入りの筋トレ系Youtuberを見つけるのも良い方法です。
新しいウェアやトレーニングギアを買う
カッコイイウェアや、新しいトレーニングギアを買ったらやっぱりジムに行きたくなるものです。
効果は短期的かもしれませんが、どうしても気が乗らない時などはやってみましょう。
コストをかけることで「もったいない」という意識が生まれてジムに足が向くようになる人もいます。
筋トレ友達を増やす
筋トレを一緒にやる友達を作るとトレーニングが自然と楽しくなり、やる気につながることも多いです。周りに筋トレをしている人がいなければTwitterやInstagramなどSNSで同じくらいのレベルの人とつながることも良い効果があると思います。
トレーニングが続けられない人へ
トレーニングがしんどい、きついと感じるのであればもう少し軽い内容に変えたりしても良いと思います。軽い内容から徐々に徐々に重い内容に変えていく方が大事です。
どうしても辛い時や気分が乗らない時は休んでしまっても大丈夫です。僕も気分が乗らない時はありますし疲れているなと感じたらトレーニングオフにする事もあります。
習慣化するまでの間は自分に甘くても良いので大事なのはとにかく”続ける事”です。
トレーニングの内容をなんてことないレベルまで落としてしまって良いと思います。
継続してやれることを始めて、それを少しづつ大きい内容にしていきましょう